才能フューチャーデザイン

「才能」とは、その人の生まれながらの素質や経験によって手に入れているもの。「デザイン」とは、才能を素材として創造して創りあげるもの。「フューチャー」とは、未来を描くこと。

才能にはタイミングが必要(前編)

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才能を開花させるには、タイミングが必要だと体験した時がありました。

 

僕は株式投資を新しい仕事にするため、20年間勤めていたIT会社を退職しました。

退職前までは株式投資で毎年利益が出していたので、手応えがありました。

「絶対に成功すると、、、」

 

 

しかし、結果は無残なことになりました。

 

何を買っても売っても損失を繰り返すばかりです。

何をやってもうまくいきません。

やればやるほど損失を増やしていきます。

あっという間に余分にとってあった

年間の生活費は損失で減っていきました。

 

そして、もうだめだと思った時、

僕は病にかかっていました。

 

何をするのもする気が起きません。

株式の画面も見れません。

外にも出れません。

病院に行って帰ってくるのが

精一杯です。

 

毎日、薬を飲んで横になっている毎日

しかし、家にいると気が滅入ります。

まさに、地獄のような日々でした。

毎日がネガティブな波に浸かっているようでした。

自分では何もできない感じです。

全てを失った感じです。

死んだほうが楽かなと思ったりもしたものです。

 

しかし、失ったお金を取り戻す気力もありません。

体験上、この流れになったら損失を膨らますばかり

だとわかっていました。

 

なので、ここは我慢するしかないと思っていました。

 

そして、動けない体にムチを打ちます。

「動け」、「動け」と掛け声をかけて

無理やり動かします。

そして、強引にIT企業へ再就職しました。

まずは、生活費の確保を狙ってです。

 

 

生活が安定できれば

気持ちが落ち着くと思ったからです。

 

 

しかし、再就職してからも

気持ちが落ち着きません。

正直、何もやる気がおきません。

ですが、仕事なので残っているエネルギーで

全力を振り絞ります。でも、結果は出ません。

 

 

完全に生活のための仕事なので

クリエイティブさがまったく出ないのです。

生活は安定したもののメンタル面では、

まるっきりズタズタでした。

 

早く楽になりたいがどうしたら

楽になるのかわからない感じでした。

 

どうしたら今の環境と心から脱出できるのか

それだけを考える毎日でした。

 

 

しかし、この体験が後の未来に大きな影響を

与えることを僕はまだ知りませんでした。

 

 

続く