才能フューチャーデザイン

「才能」とは、その人の生まれながらの素質や経験によって手に入れているもの。「デザイン」とは、才能を素材として創造して創りあげるもの。「フューチャー」とは、未来を描くこと。

野球の才能があるんじゃないかと。しかし、、、

野球に才能があるかも

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才能があるかもと最初に感じたのは、小学生の時でした。

小学3年生の時に野球に才能があると感じたのです。

 

 

僕が野球を初めて興味を持ったのは小学校の3年生の時です。

今も記憶の中に映像が鮮明に残っています。

ある晴れた日の日曜日の昼の後楽園球場での試合です。

後楽園球場は、東京ドームになる前の古い球場でした。

 

試合は、日本ハム対どこかわからないチームでした(笑)。

日本ハムファイターズが、北海道ではなく

東京の後楽園を本拠地にしていた頃の話です。

 

投手が下手投げの高橋という投手でした。

バットがボールを打つ「カーン」という音が

今も頭に残っています。

 

この試合を見て、僕は野球をやる決心をします。

何が理由かわかりません。理屈とかではなく、

なんとなくこれはやりたいと思ったのです。

 

そして、翌日から両親に「野球をヤリタイ、

野球をヤリタイ」の一点張りで父から

グローブを買ってもらいました。

 

残念なことに

この時に買ってもらったグローブはすぐに失くします。

 

 

ですが、記憶というのはいい加減なもので、

僕の中では、このグローブが今でも最高のグローブに

感じています。感触とか使い心地とかも含めて最高に感じるのです。

 

 

 

たぶん、今同じグローブを触ったら

きっと”ガックリ”きますよね。

なんせ30年以上前のグローブですから(笑)

 

たぶん、初恋が美化された状態と同じなんだと思います。

 

 

話が外れましたが、、、

 

 

この後、

グローブを買ってもらって毎日、コンクリートの壁に

ボールをぶつけて楽しみます。ただ、ボールをぶつけて

自分でそのボールを捕るのが、とても楽しいのです。

 

 

小学校3年の時は、周囲に野球をやる友達も

いなかったので一人でやっていました。

 

コンクリートの壁に白いチョークで四角のストライクゾーンを

書きます。そのストライクゾーンの四隅にコントロール良く

投げ分けます。おかげで僕は、コントロールだけは良くなりました。

 

 

そして、毎日野球の試合を頭の中でシュミレーションします。

自分が投げて勝つシーンとかサヨナラで負けるシーンとか

毎日、毎日投げて頭の中でシュミレーションし続けました。

毎日が楽しくって仕方ありません。

 

 

一人で雨の日も風の日も晴れた日も壁にボールをぶつけて

楽しみます。誰とも野球をせず、ただ一人だけの頭の中の試合を

楽しむのです。今、思えば気持ちが悪いです。でも、当時は

それが楽しかったのです。

 

 

そして、ある時友達から少年野球に誘われます。

そして、野球チームに入るのです。

小学4年生の時ですね。

 

 

ここで初めて自分自身が周りに比べて野球が

上手かったことに気がつきます。デビュー戦が

4番でピッチャーでした。この時に自信を持ちます。

試合は8対6で勝ち越します。

もちらん、僕が勝利投手です。

 

そして、その時に僕の心に宿ったのが、

「生まれつき僕には野球の才能があると、、、」

 

 

しかし、

数年経つと僕には野球の才能が無いことがわかります。

小学4年生の時がピークであったことが(笑)

 

なぜなら、

小学3年の時はクラスで一番上手かったのに、

年齢が上がるにつれてだんだん他の人に

抜かれていきました。

 

中学に上がるころには補欠になります。

高校ではレギュラーと補欠をいったりきたりでした。

 

野球の才能がまったくないなという決定的な自覚は、

高校の時に県大会の試合がテレビ中継されたときです。

自分のプレーを見て愕然としました。

 

下手、下手すぎる(笑)

ようこんなやつレギュラーになったなぁ~」

と感じました。

 

 

運動神経の悪い高校生がやっている

才能の欠片もないと、、、

 

 

この時、野球は辞めようと決意しました(笑)。

 

 

薄々気づいていました才能が無いなぁ〜と、

でも、使ってくれた監督にはとても感謝しています。

ありがとうございます(笑)。

 

 

 

この過去の体験で才能に対して学ぶことがありました。

 

才能は、どこまでを目標にするかで変わると

 

プロ野球選手を目標にした場合は、僕はあきらかに

才能がありませんでした。

 

しかし、地元の少年野球で競争する場合は、

人より少し練習をするだけで、

野球が上手になることができました。

 

才能にもレベルがあるんだなぁ〜と

しみじみと感じたものです。

 

誰しも最初から一番ではありません。

才能を見つけてトレーニングして成長していく

のが才能を手に入れることではないでしょうか。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございます。